ものづくりの現場に生きる人たちの攻防戦。
『騙し絵の牙』、面白かったです。
スリルで爽快な騙し合いや展開もしびれるけど、
松岡茉優ちゃんのストーカーイックさがやっぱり好き!!
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「騙し絵の牙」(prime video)
www.amazon.co.jp
「誰と組むか、何を信じるか、どこまで仕掛けるか」
面白そうだなーと思って気になってたやつ。

想像の10倍面白かった!
出版業界を舞台にした物語だけど、“ものづくりの環境で、やりたいことを通すための駆け引き”という軸が、なんというか自分にとってもリアルさもある高揚感というか。
環境の制約がある中で、それぞれが自分の思う「面白いもの」への執念と、それを実現するための手段の選ばなさに引き込まれて、騙し合いの展開にどんどん没頭していっちゃう。
ひとつのストーリー(出版社のお家騒動)がなんとなく軸になりつつ、雑誌トリニティの誌面企画という枠組。その中でいろいろなサブストーリーが交錯しあいつつ、、、
大泉洋の仕掛ける「どう出る(騙す)のか」と、それに翻弄されながらもただの被害者で終わらない松岡茉優ちゃんのタフさ、もはやお家芸ともいえる執念の深さの輝きが、最高で抜群でめちゃくちゃいい。
宮沢氷魚の最終的な展開にもめちゃ笑ったし、池田イライザのモデルに関するエピソードもインパクトと意外性の強度が強すぎて。とにかくすごい。

個人的には、松岡茉優ちゃん好きとしては、ストーカーイックな特定班ぷりのシーンとか、もう最高でした!