つれづれ雑記

作業BGM映画・感想言語化

「そばかす」の感想―作業BG-prime映画

「映画を見て感想を言語化する」

Twitter(といまだに言ってしまうけどX)のTLで流れてきた漫画家さんが紹介してた、
アシスタント先でやってた先生に言われた金言に影響されて。さっそく感想言語化のためのprime映画1本目。

文章はChatGPTにととのえてもらったよ!

ぶっきらぼう三浦透子ワールドが光る。女子バディ感のある会話の空気

「そばかす」(prime video)
「そばかす」(prime video)

amzn.to

筋とは全然関係ないんだけど、「会話」がとにかく(良くも悪くも)強く印象に残った。

といっても脚本のなかの会話そのものではなくて。
脚本はむしろ、会話や設定、展開にどこか既視感というか、テンプレっぽさを感じてしまった。でも、だからこそ改めて思う、「会話」というものが創作でも日常でも本当に難しいものなんだなと。。。

会話にしろ文章にしろ、自分の言葉になっていなくても、一応それなりにやり過ごすことはできる
でも、“自分の言葉”ではない"借り物の言葉"ではどこか上滑りしてしまうというか。

聞きなじんでるフレーズを並べれば場をやり過ごす上ではいいんだけど嘘っぽくなる。「自分が何を思ったのか、どう感じたのか」をないがしろにしたまま会話をやり過ごしてると、どんどん嘘っぽくなっていくんだよなあと。(あ、これは私の反省です)

三浦透子さんはとにかく良かった。

シナリオ上は「人と話すのが苦手」「思ったことを伝えるのが苦手」という設定だったけれど。むしろそういう苦手意識のない、会話に嘘がない感じの人の自然体で話す空気感。それがとても心地よくて好きでした。(という演技なわけだから嘘がないとは本当は逆なのかもしれないけど)
特に、屋上で合コン友達とゆるく話しているシーンなんかは、シナリオの筋ではない部分だからなのか、より魅力が出ていた。
力が抜けていて、ああいうふうに人と向き合える人になりたいなと感じる会話で印象的だった。

物語全体の構成やシナリオの大筋、そしてジェンダー観に対して、どこか共感しづらさが残るんだけど、役者の空気感や、画面に差し込む光が感じはとても好き。個人的な好みとして、どうやら私は「女子同士のバディもの」が好きみたいなので、そういう意味でこの監督の描く「女性同士の会話の空気感」は好きかも。

ジェンダー観については、アニメや漫画とかのほうが踏み込んだ思考や視点のものが多い気がするので(声高に取り扱う表現ではなく、すでに世界に溶け込んでてその先を踏み込んでいく感覚)、それと比べると表現のアイテム的な扱いに思えた部分がありました。

あとタイトルの「そばかす」、主人公の名前のもじりなんだろうけど、それに関する明確なエピソードがなかったように思えて、タイトルがあまり活きていなかったのが少し残念だったかな・・(読解不足かもですが、、、、)

ちょっと散漫な感想だけど、「感想を言語化する」という目的があると、
いろんな映画を見てみようかなと思うようになるのが意外といいなーと思ったので続けてみたいです。




\ この記事いかがでしたか? /

ワンクリック感想とても励みになります!

  • この記事を書いた人

parfum(ぐだぐだ暮らし)

【主婦ゆるめフリーランス歴3年】旅と食とゆるいお絵描き属性。いつかコミックエッセイ描きたい&夫婦でスペイン住みたい。ときどき思い出したようにミニマリストに憧れるズボラリスト。そろそろ肝臓腎臓が心配な42才。”いつも楽しそう”を心のモットーに。[本業✏…Webディレクター|映像制作|イラスト|漫画|企画|データ分析 etc.]

-作業BGM映画・感想言語化