国内の旅

[長野/甲府旅: 2日目] 命がけ(?)山の細道ドライブ、"とうじそば"、そして松本城。

2日目は松本に向かいます!

朝ごはんは、
少なめにしようかと思ったけど意外とぺろりと。
キャベツが地味美味しい。

さすが長野♡

松本駅までレンタカードライブ

2日目、さぎり荘の宿を出発し
レンタカーで松本へ向かいます。

・・・が!!!!

まずエンジン起動で詰む

最近の車は進化しすぎてて。

キーを挿してまわせばエンジンがかかる、というわれわれの知ってる乗り物ではもはやなく、、、、

エンジンかけ方分からない、、、

いやほんとこれめちゃ難しかったんですけど!!!!(泣)

にっちもさっちもいかず、
車種でググって説明書を発見してエンジン起動。。

というかまずキーを挿さないって・・・どういうことよ・・・・
(ハンドルの脇に引っ掛けておくだけ、、だと、、。)

うそでしょ・・・

それで確か検索で出てきた起動方法は、
アクセルを踏みながら(だったかな?)
レバーをDとかに入れて、
起動ボタンを押す、、、
とかそんな感じの方法だった気がするけど。

(慣れればそんなに難しくかもだけど、、、)

こりゃ、、、レンタカーだとホント詰むよ・・・

山のぐねぐね細道にまた詰む

レンタカーのナビにも慣れなくて振り回されまくる。。

本来は、国道一本道。
往きに通ってきた道に戻れば、すんなり行くはず。

と思ったのに、

何やらナビに進んでいくとやたら細めの山道に。

あれ・・こんな道だったっけ??

往きに来た道と違うので、Uターンして違う細道へ進んで行ったところ、、、

これがまた、めちゃ怖い道だったよーーー!!!!
(細くてぐねぐねのカーブ山道)

ところどころ、
これ絶対に対向車とすれ違うの無理!みたいなガチめの細い山道になっていく、、、

どんどん細くなるし、とにかくグネグネの山道で対向車が見えない!!

こんな山道を日常的に使ってる
長野の人たち凄すぎる・・・・😭

まったく対向車が来ないかというと、そうではなくて、たまにぶつかりそうになったりして。めちゃめちゃ恐怖!(←非ドライバーの私目線ですが)

いや・・・違うよ、
というかこんな細い山道、
怖すぎるよ・・・

どんどん細くなるし、この先、工事現場っぽいし・・・
前日に通ってきた道にも、一部、土砂崩れで通行止めになってたところがあったみたいだし。

・・・といったことも頭によぎる。。

というか、そもそもこれUターンできるの?

とチキン過ぎる助手席の小心者が、
軽く死も覚悟するなかで、、、(←おおげさなタイプ)

なんとかギリギリ、Uターンできて、
(それも崖から落ちそうに思えてめちゃ怖い)
最初の道の方で行くことに。

ひとつ前のよりはマシだけど、
それでも細い山道で対向車見えない恐怖で(一応カーブミラーはあるけど)ひたすらドキドキしっぱなし。

助手席の私ですら、そんな恐怖だったので、

・・・・・・・。

運転してた夫の疲労と緊張はものすごかったと思います・・・・(´;ω;`)

という状態を、
なんと30-40分間!!!!

思い出して(想像しただけで)吐きそう。
(本当に本当におつかれさまでした…)

国道っぽいおおきな道になってきたときの安心感たるや!

ようやく少し緊張も緩和して
後半は(のんきに)めっちゃドライブを楽しんでました。

わーい到着〜!楽しかった〜!

・・・・つかれた

とにもかくにも、無事に松本駅に到着し、
ガソリンを入れて車を駅レンタカーに返却。

いったん泊まるホテルに荷物を置いて、お昼ごはんへ!

お昼は「みよ田」とうじそば!

だいぶおつかれのところ、、、
2日目のお昼ごはんも行列人気店

投汁(とうじ)蕎麦というお蕎麦が食べられるお店。

前日に続き、なかなkかかの長蛇の列です・・・

12:27にお店に到着。
実はわりと近くのPARCOに、支店があるのですが・・・(徒歩5分ぐらい)

行列に一瞬くじけそうになって、
PARCO店の方をのぞきにいったのですが・・・

本店ほどじゃないけど、
すぐは入れない…という微妙な行列。

まあ、すぐに入れるんじゃなければ、せっかくだし本店でゆっくり食べたいね。

ちなみにお店の到着が12:27、
ごはんが来たのが13:37だったので、
今回もほぼ1時間の行列でした!

「投汁(とうじ)そば」とは…

投汁蕎麦というのは、奈川という場所の郷土料理だそうで。

旅行に行く前にちょうど「新・日本風土記」という番組で、数十年前に特集されてた番組でやってました。(「新日本紀行」だったかも…)

松本の駅前店なので、
そういう郷土料理を(わんこそば的に)エンタメっぽく食べられるお店なのかと思ってたら、、

めちゃ美味しかった!!!

充実度バツグンのスペシャルプラン

注文するものは、行列に並びながら、
メニューと食べログをガン見して吟味。

とうじそばプランというのがあるみたいなので、そちらの松竹梅でいうと竹スペシャルプランというのをチョイスしました。馬刺しとか味噌焼きとかもついてくるやつ。

松本は馬刺しも有名みたいで、夜も馬刺しのお店だけどね♪

おそばやさんの味噌焼き、絶対美味しそう!!!

と思ったら、味噌焼きもさることながら、
真ん中の野沢菜の美味しさたるや!!!

これぞ、シンプルイズベストといった感じの野沢菜!

わさびがちょうどよく効いてて、塩っからすぎず、余計な味付けもなく本当美味しいね!

でもって味噌焼きも美味しくて塩分高いと思いつつも、ついつい日本酒が進んでしまう。
(ビールはすぐお腹いっぱいになちゃうのでここでは日本酒♪)

そして、メインのとうじそば。
まず、きのこたっぷりの出汁が登場。

そして来ました!このザルみたいな柄杓(カゴ)がとうじそばの特長!

すでに茹でてあるお蕎麦を、このカゴに入れてきのこ出汁でしゃぶしゃぶ。それをわんこそばみたいにお椀によそって食べるスタイル。

茹でたてでなくしばらく置いてあるお蕎麦なのに、このスタイルだと熱々でめちゃ美味しい!きのこと油揚げとおねぎの出汁も最高に美味しい!!!

先日見たそのドキュメンタリーによると、その地方では親戚集まった時におせちみたいにみんなで食べるそうなので、大量にご飯を作って美味しくて食べるための工夫なんだろうなあ。

とうじそばのあとは、、、

蕎麦米でのおじや。「お米と違って水分吸わないのでできるだけスープ飲んでくださいね〜」と店員さんに言われたのをいいことに、しこたま飲んでしまった。😊

おじやなどはお店の人がやってくれます。
(回転のためかわりとサクサク次々と進んでいく…)

蕎麦米を使ったおじや。なんか普通のお米よりヘルシーな味で美味しい〜。

蕎麦米自体は、徳島の郷土料理なんだとか。

ソバ米とはソバの実を塩ゆでして、からをむき、乾燥させたものです。源平の合戦(げんぺいのかっせん)にやぶれ祖谷地方に逃げてきた平家の落人(へいけのおちうど)たちが、都をしのんで正月料理に作ったのが、「そば米雑炊」のはじまりといわれています。(引用元:農林水産省

そしてさらに最後に締めの二八蕎麦が出てくるというてんこ盛りっぷり。

日本酒も美味しかったし、最高!

松本城…待ち時間に詰む

昼ごはんを食べながら、
ちょこちょこスマホと睨めっこ

うーん、、、、なかなか厳しい闘いだね。

なかなか動きがないね・・・


チェックしてたのは、松本城の待ち時間。

コロナの人数制限もあるのか、松本城に入るための並び時間がめっちゃ長いらしく、、、。

公式サイトに待ち時間がリアルタイムで表示されているんだけど、前日からウォッチしてても、ほぼいつ見ても常に80分待ちとか!

もはや60分待ちでも短く感じるほど。

何回見ても「60分待ち」

そりゃね、お蕎麦のために1時間ほど行列に並んだりもしてましたけど。
(しかも2日連続)

さすがに、、、
強烈な日差しの下での60分は・・・・

・・・・・・。

・・・・・・。

無理ですね…

そもそも運転で疲れてるなか、60分は熱射病が絶対やばい・・・。
(しかも飲んでるし)

ということで殺人的な日差しにさすがに断念し、
外側から写真だけ撮って大人しく帰ることに。

いやーとにかく強烈暑かった。

あまりの暑さに、

明日のレンタサイクルの諏訪大社巡りは、死の危険があるかもしれん…

と危機モードを発動させ始める夫。

その強烈な暑さが関係あるのか、、
松本は他の街と違う雰囲気を感じる。

静寂につつまれる松本駅の不思議

松本駅に着いてホテルまでの道、
異変に気づいたのは夫。

なんか・・・音が異様に静かじゃない・・・?

たしかに!言われてみれば…人の声がしないね。なんだろう・・・なにかが違う感じ。

ということで、気づいた。
たぶん、暑すぎる+車社会だからなのか、、、

歩行者用の横断歩道の音声、
駐車場の出入り口、歩行者に注意喚起する声、
お店の宣伝や呼び込みする声。

歩行者に向けた音声アナウンスがほとんど聞こえてこない!ということに。

ということは、意識してなかったけど、日頃すごい音声アナウンスに囲まれてるんだね、、、

そういう意外なところに気づく夫の視点が、旅に新しい発見をくれて街の理解も深まるので、なにげに楽しくてお気に入り♪

ま、そんなこんなで食後はホテルに戻ったら、
運転の疲れ&日本酒で、夜ごはんまで超爆睡。

ZZZZZZZ…

(本当に運転もろもろおつかれさま!)

夜ごはんは馬肉バル 「新・三よし」

たっぷり寝て、さて、夜ごはん。
人気の馬肉屋さんを予約してあるので、
18時半過ぎぐらいにホテルを出てお店に向かおう…と思ったところ、、、、

外、めっちゃ豪雨!!!!

脆弱な折りたたみ一つしか持ってなかったけど、
予約の時間もあるので、私は念のため持ってきたレインジャケットでなんとかお店へ。

豪雨に「平たい顔」族の眉毛は無力…

雨を一身に浴びながらも、急いでなんとかお店に到着。

馬肉バル「新・三よし」さんは、
すごく人気店みたいで、お店の前に行列で待ってる人がいっぱい!

創業・明治32年から続く老舗
料亭の味を継承した馬肉専門の居酒屋。

でも、ちゃんと予約してあったので(夫が)、
たくさん並ぶ行列の中、すんなり入れてありがたし。

充実すぎる馬肉バリエーション!

わが家は馬肉も好きで、
けっこうちょくちょく食べてるので、
舌は肥えてるつもり♪(*^^*)

・・・と、なんなら上級者目線で臨んだところ、、、

おお!美味しい!
料理のバリエーションがめっちゃ充実しとる!!!!

すじ肉の煮込み(酢味噌をあわせて)

まず、すじ肉の煮込みは酢味噌を合わせてとのことで、味噌の国だけに酢味噌の塩梅もめっっっちゃ美味しいー!

串の盛り合わせ(変わり種!)

そして串の盛り合わせでこの豪華さ!!

まず写真左下がつくね。
その上は2つ重なっていて、下がカルビの信州のりんご巻き

みたいな感じで長野の山の幸と馬肉の組み合わせが、なんというか、、

食材が豊富にあるといろいろ試していくんだね

どれも美味しい。

↑ラインナップはこんな感じ。

刺身の盛り合わせ(こちらも素敵な変化球)

まずレバーがやっぱり美味しい!
味付けもシンプルで。

でもって生姜酢味噌で食べるタテガミ!!

われわれとしては赤身と一緒に鉄板かと思ってたけど、ふわっとトロッと美味しくて。

タテガミは脂なので醤油を弾いてしまうらしい。
なので何かと一緒に食べるスタイルが良いらしいんだけど、酢味噌めっちゃ美味しい。

もちろんサラダも馬肉(梅肉ソース)

こちらも馬肉の冷しゃぶ山芋サラダ。梅肉ソースが美味❣️

ワインも進む!(地元ワイン)

美味しい食材と、その土地のワインはやっぱり合う!
ワインも美味しくて進む!

店内の素敵な年季アイテムたち

店内は若めの客層だったけど、お店は創業が明治時代ということで。アンティークや飾られてる装飾品・調度品とかがなんとも年季を感じる品々でかっこいい。

なんの用途かわからないけど馬の調度品?
壁上に飾られてる浮世絵っぽいやつも素敵。。
レジの奥に七福神の宝船。馬もあちこちに。

いやーこんだけの馬肉づくしはなかなかないね。

いろんなのが食べられて楽しかったし美味しかったーー!!
さすが創業明治32年!

馬肉ひとつに、こんなに奥深い世界があったとは!

そして・・・

明日は、いよいよ諏訪大社!
果たして無事にレンタサイクルでまわり切れるのか…?

(ってタイトルで盛大なネタバレして…)




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  • この記事を書いた人

parfum(ぐだぐだ暮らし)

【主婦ゆるめフリーランス歴3年】旅と食とゆるいお絵描き属性。いつかコミックエッセイ描きたい&夫婦でスペイン住みたい。ときどき思い出したようにミニマリストに憧れるズボラリスト。そろそろ肝臓腎臓が心配な42才。”いつも楽しそう”を心のモットーに。[本業✏…Webディレクター|映像制作|イラスト|漫画|企画|データ分析 etc.]

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