案内所のおじさんおすすめの「慈雲寺」へ。
せっかくだから行ってみる?
と、軽いノリで、なかば半信半疑ながら行ってみたところ…
おお!!確かに!
なかなかいい!!!
門からの苔のアプローチがめっちゃ素敵。あまり人が来ないのか、苔の雰囲気がまるで比喩でよくあるビロードの絨毯みたい。
まるでオズの魔法使いに出てくる「エメラルドのみやこ」みたい!
慈雲寺の中へ入っていくと、まずすごく立派な松。
「枯山水と池泉庭園を両方楽しめる」という慈雲寺。
といはいえこのときは知らなかったので、本堂手前側の「枯山水」の方だけ堪能したのですが、、、、
なんというかすごくピシッと手入れされていて、青い空に映える白砂利に、緑・茶色・灰色・白と、色の塩梅がとにかく美しくてセンスがよく感嘆。
後から調べたところによれば、もうひとつの「池泉庭園」は本堂裏にあり、一説には武田信玄の造庭という説もあるらしい。見逃したのはちょっと残念!
案内所のおじさん、めちゃめちゃグッジョブ!ありがとう!
慈雲寺をあとにして、
次の「下社 秋宮」に向かいます。
中山道、皇女和宮が泊まったお宿
秋宮に途中、気になる看板を発見!
なんと江戸の五街道のうち「中山道」「甲州街道」の合流地点が近いという看板!
ええなんかすごい!日本史の交差点にいる気分!
・・・でも「五街道」は習ったけど「合流地点」ってどういうこと…?
…と思って調べてみたら、たしかに「交差点」とかではなく「合流地点」という感じっぽい!↓
そこから少し進んでいくと、、、
あった!!!!
さらに胸熱なのが、すぐ脇にあるこのお宿。
なんと「皇女和宮の降嫁」のとき、京都-江戸のお輿入れの旅の途中で泊まったお宿!!
それこそ、教科書ではたった7文字、大河ドラマでも数秒ぐらいの出来事も、こうやって現実の場所として目の当たりにすると本当にはるばる京都から旅してたんだなあ・・・と、なんか一気に現実味が出てくる。
下手したら生まれて京都の御所から出たことないぐらいのお姫様が、カゴに乗って、こんなこじんまりとした旅宿に泊まったりしながら、はるばる江戸まで来たんだから、、
・・・そりゃ、すんごい嫌だったんだろうなあ!
和宮の輿入れの気持ちをついつい想像しちゃったりしてました。
ちなみにちょうど、今やってる渋沢栄一の大河でもちょうど大政奉還のあたりを録画でみて。そんなこんなの輿入れしてきた和宮が兄の天皇に手紙「徳川を朝敵にするのであれば和宮も命を絶ちます、どうかお考え直しを」と説得するのだから。ほんと・・さらにいろいろ胸アツです…