諏訪大社は4社あるらしく、4つともまわって御朱印をそろえると何か?がもらえるということで。
コンプリートを目指します!
湖の北側が下諏訪、湖の南側が上諏訪とのこと。
(地図でいえば上下のイメージがあべこべですが…)
湖を挟んで意外と上社と下社は離れてるので、午前・午後で2社ずつというスケジュールで周ります。
ちなみに序列とかは特にないらしく順番は特に関係ないとのこと。
まずは下諏訪スタート(下社の春宮・秋宮)
下諏訪のほうが春宮・秋宮の2社が駅から近く、わりとコンパクトなエリアにまとまっているらしく。
わが家は午前中、まず諏訪湖の北側、下諏訪のほうからまわるコースなので、松本駅から下諏訪駅に向かいます。
下諏訪駅ホームのウェルカム感
諏訪大社の予備知識があまりなくやってきたのですが。(リサーチは夫がやってくれてる)
駅に着くと、しめ縄や「木落とし」とかでよく見る男たちが丸太の上に乗って山を降りてくるやつがお出迎えしてくれます。
あのニュースとかで見るやつ!
諏訪大社のお祭りだったんだ…知らなかった!
改札手前には、岡本太郎が好きだったというユニークな万治の石仏も鎮座。(マスクしてる…)
レンタサイクルは駅前案内所で
まずはレンタサイクルを借りに。
駅の案内所で借りれます。
案内所でレンタサイクルを尋ねると、地図や見どころなどあれこれ教えてくれる。
このおすすめがめっちゃよかった!
下社(春宮と秋宮)をまわるルートや駐輪場の場所を教わりつつ、
あとみなさんスルーしてしまうんだけど、慈雲寺というのが素晴らしいのでよかったらぜひ!
と強めのプッシュ。
ちなみにレンタサイクルを借りるとき駐輪場とか教えてくれるのありがたいですね。
まずは春宮へ!
教えてもらったルートで、
まずは4社のうちのひとつ「春宮」に向かいます。
向かう途中で、なにやら道路の真ん中にデデーンと発見。
「下馬橋」諏訪大社最古の建造物
いやほんと邪魔なぐらいに、
道のど真ん中にドーンとある。
「何人(なにびと)も御手洗川(みたらしがわ)に架けたこの橋の手前で馬から降り、川の水で身を清めた」とのこと。
確かになんかそれだけの「圧」があるし、ここを渡ることで神妙に「神の領域」に踏み入るという改まった気持ちになるんだろうな、、、と思いを馳せる。
室町時代からここに建ってるんだ…
木造のものが何百年も…。すごい。
春宮の鳥居
諏訪大社は、
御柱(おんばしら)と言われる四隅を囲う4本の杉の柱が特徴とのこと。
諏訪のお社には小さなものにも4本の御柱で囲われてる。そして囲ってるのは本殿…ではなく、諏訪大社は本殿がないらしい。祀られてるのは御神木。その御神木は直接は見れず本堂の代わりに「幣拝殿」にお参りするとのこと。
御柱は弊拝殿(御神木)に向かって手前右が第一御柱。時計回りに、第二→第三→第四という順にぐるっと四隅を囲んでいて、御柱の太さは1→4の順にだんだん細くなるらしい。
なんか結界っぽい!
ということで春宮、第一御柱。
第三・第四の御柱は、建物(幣拝殿)の裏側なのでよく見えず。
おまじないとか結界とかが好きで、なおかつ、八百万の神とかそういうのが好きなので、本殿がなくてご神体が「御神木」だったり御柱で四方を囲ったりというのがテンション上がります。
よくニュースで見る木落としのお祭りは、この御柱を山から切り出して里まで曳いてくる儀式の一部だったんですね。ちなみに寅年と申年に行われるのだとか。(善光寺のご開帳の翌年ですね…)
最初の御朱印も購入してゲット!
初の御朱印。
近くにある「万治の石仏」にも。
かつて、御柱祭の観光に来た岡本太郎が、知人の案内でこの石仏を見に来て、このユニークな風貌にすっかり魅了されたという万治の石仏。
鳥居を作ろうとしてノミを入れたら、血が流れてきて驚いた石工が鳥居をやめて石仏にしたという伝説。
名前の由来も岡本太郎らしく、御柱祭を見に来たときに案内されてユーモラスな形状に魅了されて大絶賛、名前がついてないことから、脇に掘られた「南無阿弥陀仏 万治三年」というのから万治の石仏と命名。趣味の一環で商標登録、全国誌コラムで紹介したことで有名になったんだとか。
趣味の一環で商標登録って・・・すごいなw
お参りの方法は、「まんじおさまりますように」と一拝してから、石仏のまわりを時計回りに3周しながら願い事を心の中で唱えて最後に「まんじおさめました」と最後に一拝するのだそう。
世界平和とみんなで仲良くできますように
と祈願。