讃岐うどんに金毘羅さんと一鶴の親鳥リベンジ
今回の四国旅、最大の難関にしてハイライト、
いよいよ「金比羅宮」の参拝です。
レビュー記事を見ながら、、
金毘羅さんでは、ソフトクリームとかコロッケとか食べたいなあ、、
とつぶやくと、
それなら讃岐うどん、
ブランチじゃなく早めに行って朝ごはんにしたほうがいいね
讃岐うどんは朝が早く終わり次第終了になるので、もともとお昼ごはんより早めのブランチ想定のスケジュールにしてたのを、ちょっと早めての出発!
讃岐うどん「長田 in 香の香」
8:50 丸亀駅を出発して、
金毘羅宮のある琴平駅にいく途中の「金蔵寺」という無人駅で下車。
四国といえば、お遍路さんで有名な八十八ヶ所。
そのうちの七十六ヶ所目というお寺の横を過ぎて、、、
おお、お遍路さんのやつ!
というか八十八ヶ所巡礼が、弘法大師(空海)のゆかりの地というのはなんとなく知ってはいたものの・・・
空海って四国生まれの人だったんだ!!
というのが、この金蔵寺駅のひとつ手前の駅「善通寺」が誕生ゆかりの地というのが書いてあってそこではじめて知りました。。
と、話は逸れましたが、、、
その76番目のお寺を過ぎてすぐ・・見えてきた!
めっちゃ広い駐車場があるのですが、
次々に車が吸い込まれていくので焦ります・・(笑)
あ・・・でもけっこう並んで入るけど
サクサク進むね。
夫が外観の写真を撮ってる間に、店内に入れそうなぐらいのサクサク感でした。(ま、店内にも行列が続いてはいますが)
食券ではないけど、先にレジで注文スタイル
メニューはシンプルに「うどん」の釜揚げと冷やとサイズのみ。大とか特大とか、、さらに大きいサイズは「タライ」とかになってます。
うどんに全振りなので、トッピングの天ぷらとかがないのは残念。その分、高まるうどんへの期待!
「釜揚げ」は特大で・・・タライはさすがに大丈夫かな。
「冷や」は大にしとく?
あと「たこ飯」も追加しておこっか。
うどんは「釜揚げ・冷や」の2択のみで、トッピングとかはなしなんだけど、、、。
なんだけど、でもなぜかお稲荷さんとかおはぎとかご飯ものが充実してました。(うどん以外のものは、レジ前に置いてあるのを取って持っていく)
奥のフロアで、うどん待機♪
お店は入ってすぐも広い店内なのですが、さらに奥にも食事スペースがあって、われわれはそちらに。
待ってる間に、たこめし。
うどんを待ってる間、たこめしをいただきます〜。
なんというかダシがめっちゃ美味しい。
これは・・永遠に食べられるよ。
めっちゃ美味しいね!
少ししてダシが登場
めっちゃ熱々!
めっちゃ熱々でめっちゃ重い瓶を頑張って持ち上げてたのですが、、、
あとから他のお客さんを見たら、この容器はテーブルにつけたまま(置いたまま)、取っ手を持って容器を傾けて蕎麦猪口に注ぐのが正解、だったみたいです。
そして待望の「釜揚げの特大」。
来たよ!!!
メニューで特大の上に「たらい」というのがあり、そっちかと一瞬思ったけど、これが特大。すごい!
そして、冷やの大も。
おつゆは、お茶のお茶碗と同じものに入れるスタイルらしい。いろいろ戸惑いながらも…
美味しいね!
釜揚げの方がとろりとしてる。
冷やだとうどんがかたく感じるね。
どちらもだけど釜揚げが特に美味しくて、びびってた特大の量もあっさりペロリ!
なによりおつゆのダシがめちゃくちゃ美味しい!(途中で、生姜ねぎすりゴマをトッピングして味変!ネギがまた美味しかった)
あまりの美味しさにお土産を自宅配送。
生うどんと出汁は、冷蔵1週間の保存とのこと。まだまだ旅が続くので着日指定で配送できてありがたい!届くの楽しみ!
追記(お土産もおいしかった!)
賞味期限はうどんも出汁も到着から1週間。手打ちで数に限りがあるので、お店(現地)でしか注文を受けてないそう。
たっぷりのお湯で、差し水しながら、12分。めっちゃ美味しかった〜〜〜!!!!
お店の方が食感がさらに美味しかったけど、本当に「うどんの美味しさ」がほんっっとに美味しい!(語彙力…)
食べ終わっちゃって悲しい…
釜あげうどん 長田 in 香の香
公式サイト|食べログ(評価3.98)
琴平駅、いざ金比羅さん
電車で琴平駅に到着。
ちょっと離れたところにある「ことでん」の方の琴平駅
参道の仲見世たち
参道に向かうお店にはところどころ軒先にある杖を無料で貸してもらえるのですが。。。
とにかく足腰に自信のない私は、
いちばん最初に見つけたお店で杖をGET!
なんならまだ普通の平地なので、
若干杖が恥ずかしかったですが、、、
でも今のうちから、
少しでも足腰の負荷を減らさなければ!
しばらく参道に仲見世商店が続いてて、本来ならあれこれ楽しいエリア(夫は楽しんでたけど)なのですが、、、先の785段の道を考えると全く余裕なし!
まずは「中野うどん学校」
讃岐うどんといえば、TVとかでよく見る「中野うどん学校」。
うどんDANCEで、足踏みダンスをやったりエンターテイメントなうどん打ち体験。軽快トークのために吉本興業に入って修行したとか!?
酒蔵「金陵」
仲見世には、年季の入った建物があちこちに。
まずは「金陵」の酒蔵とか、、、
(フランス革命のとき!)
旅館「虎屋」
(もちろん江戸創業の300有余年)
足湯とかも…
帰りにいいね!
「海の科学館」から785段がスタート
個人的には駅の階段上り下りですら、左膝と右足首に爆弾(痛み)を抱えていたので、785段はめちゃ恐怖だったのですが、、、
杖の効果絶大!
まずは100段目。意外とあっさり。
しばらくは、なだらかな階段が続いて、
両サイドがあれこれ誘惑してきます。。
杖めっちゃありがたい。
杖は、海の科学館を超えると、レンタル有料に。
100段目あたりでは100円で貸し出し。
この分だと700段目だと700円になるね。。
そこで借りちゃうと、むしろ返しにいくのが大変だねえ…
そんなこんなで。
この石松まんじゅう、カステラ焼きだかで、
めっちゃいい匂いで美味しそうでした!!
大門駅に到着。
大門のところまで到着。
振り返ると、、、
けっこう登ってきてるのがわかる。
遠くに見える山が、天然記念物?の「象頭山」だとか。御神体だったかな?
金毘羅さんは天竺(インド)からの飛翔仏が御祭神で、金毘羅権現は、象頭山の山岳信仰と修験道(仏教)が融合した神仏習合の神とのこと。
資生堂パーラー「神椿」
大門を境に仲見世はなくなって自販機もないのだけど、もうちょっと先に進んでいくと、なんと資生堂パーラー「神椿」!
美味しそうなパフェとかごはんがあったけどまずは本殿に向かいます。。
旭殿(まだもう少し…)
途中に、心折れそうなタイミングで、
現れるのが「旭殿」。ふーちょっと休憩。
意を決して、旭殿を出発すると、、、、
最後の難関の急な階段。
折れそうな心を先まわりして、
あちこちに応援コメント。
あとちょっと!残り133段!
振り返るとここまでの頑張った道のりが…。
よしあと一息!
本殿、到着!!
と、最後は急な階段で参拝渋滞していて、
なかなか怖かった(階段が)けど、
ようやく、、、
ついに着いたー!やったー!
金毘羅本殿。
いや・・正直、自分の足腰の脆弱さでは785段の本殿まで到達するのは絶対にムリ!だと思っていたので、、、
達成できたの、めっちゃ嬉しい!!!
讃岐富士と、お天気で見晴らしよい絶景
お天気に恵まれて「讃岐富士」と遠くに瀬戸大橋。讃岐富士めちゃ形がきれい!
神楽殿
神楽殿。かっこいい。
神様のために踊り祀る「神楽殿」とかが、ひときわ派手でカッコイイのもなんか神秘的でけっこう好きです。
絵馬奉納殿
金毘羅さんというのは「クンビーラ」と同じ語源で、ガンジス河に住むワニが神格化した水神。クンビーラはガンジス河を司る女神「ガンガー」のヴァーハナ(乗り物)だったことから金毘羅権現も海上交通の守り神とされたそうな、
絵馬奉納殿では、船の写真とかがいっぱい奉納されてて不思議だったんだけどそういう理由だったんですね・・・。
ちなみに恵比寿にクンビラというネパール料理屋さんがあって、そこで金毘羅さん=クンビラという語源と由来について知りました。
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クンビラ(評価3.60)
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崇徳天皇と菅原道真
ちなみに金毘羅宮は、崇徳天皇も祀られているそう。
ちょっと前にTwitterで流れてたネタで、
デジタル庁が現金をやめて電子マネー化を進めたいならお札の絵柄を、崇徳天皇・菅原道真・平将門にすればいいのに
というジョーク?があってけっこう好きだったのですが、これで菅原道真の太宰府に続き、崇徳天皇を祀る金毘羅さんもクリアということに。
ちなみに、崇徳天皇は「保元の乱」で後白河天皇に敗れて讃岐に流されて恨みながら亡くなったそう。知らなかった…
(歴史ニガテ族)
大門に戻って「冷や甘酒」
まあそんなこんなで本宮を参拝したあとは、
なんなら下りの方がかなり怖い。。
行きよりもひいひい言いながら、
大門のところにようやく帰還。
ここの冷や甘酒を飲むのを楽しみに頑張って降りてきた!!
。・゚・ヾ(*´▽`*)ノ゙・゚・。
少しシャーベット状になってるぐらいキンキンに冷えた甘酒がめっちゃ染みる!
生姜入りがまた効きます!
元気、充電チャージ!!
、、と、気合い入れてみたものの、、
立ちはだかる下り階段。。
やはり怖い。。
下りは杖だけだと怖くて、ひとり端っこの手すり??をたどりながらの下山しました。足腰、もう少し鍛錬せねば…(あと減量。。)
下まで到着〜。足湯で休憩♪
そして階段も下りきり、足湯で休憩。
いやー足先しか浸かれないけどじんじん足がほぐれるー。
(膝下まで浸かれる夫うらやまし…)
おいりソフトクリーム
少しだけ足が回復したところで、ご褒美ソフトクリーム!
ベースは、ミックスのA,Bを2種類。
それぞれ50円で「おいり」付き。
A,Bは、和三盆+ミルク、和三盆+しょうゆ味という2種類のミックス。
ちなみに「おいり」いうのは、初代丸亀藩主の姫さまが輿入れするときに百姓のひとりがあられを献上したのが起こりで、風習として嫁入りのときにあられを持たせる(配る?)ようになったのだそう。
醤油味とかはほんのりしかわからなかっけど(夫は醤油の味を感じると言ってた)普通に美味しく、おいりもちょうどほんのりしょっぱくて美味しかったです。
「金陵」酒蔵資料館も軽く見学
向かいにあった「金稜」の酒蔵・無料資料館をチラッとのぞいて見学。
試飲とかあるかなと思ったけど、
残念ながらコロナで試飲コーナーはお休み中。
残念・・・。
戻って今度こそ!「一鶴」リベンジ
ホテルに戻り、
お風呂は速攻で入って、
スタンバイ体制を万全にするぞ、、、
と思って、15時ぐらいから入れる気満々だったのですが、、、
残念ながらお風呂は17時スタート。
ただ・・我々は「一鶴」リベンジのために
17時半にはホテルを出なければならぬのだ…
、、、と、大浴場のれんの前で、
16:55から開くその瞬間を待機して、
オープンするや否やで飛び込み準備してGO!
今度こそ!!!!
丸亀駅の向こう側、オレンジ色にIKKAKUと見えるのがお目当ての「一鶴」。(あとで気づいたけど、電車から看板めっちゃ見える)
前を歩く2人だけ!行列がない!
つ、ついにお店にはいれる!!
19時アルコール終了20時閉店でここだけすごいことに…
お店自体は11時からずっとオープンしてるらしく17:45ぐらいにお店に到着。
われわれの前に入っていった人は待ち合わせらしく席に案内されて、うちはシートで少し待機、となったんだけど、そこから後ろに、どんどん人が来てあっという間に行列が!!
ギリギリセーフだったね。
入れる保証があるとめっちゃ安心感があるね。
入れる保証があるとめっちゃ安心感があるね。
17:55頃に、2階のお座敷席に案内。
まずは黒ビール(ハーフ&ハーフ)
まずはビール!
黒ビール推しのメニューだったので、ハーフ&ハーフの生中を注文。
どんどん来る至福のおつまみたち
注文したものはめっちゃ来るのが早くて、
あっという間に、どーん!
サラダに枝豆に冷奴、鶏皮のポン酢おかかに、もつ煮。
お、、、美味しいーーーー!!!
ほんとに感涙。
夫が頼んだ「もつ煮」の響きにピンと来てなかったのですが、
めっちゃこれ好きでしょ。
私の大好物のレバー!!!!
ハツとか他のモツも入ってて、めちゃ美味しい。
枝豆もサラダも、なんか味は濃いめなんだけど、塩が全然辛くなくて、ほんとどれを口に入れても幸せが洪水のごとく溢れる感じでめちゃめちゃ美味しい!!
めちゃ(前日から)待った甲斐あった!
来たー!待望の夢の「骨付鳥」の親鳥!
親鳥もオーダーからけっこうすぐ来る。
しかもこれまた、今まで食べた親鳥の中でもダントツに美味しい!
味付けが、塩気は濃いんだけど、でも絶妙でとにかく美味しくて一口ごとに悶絶!
なんでしょう、鶏油とガーリックと塩と黒胡椒と、、柚子胡椒なのかな?めちゃ辛くて、締まってて硬いお肉なんだけど、ジューシーで旨みぎっしりでとにかく美味しい。
横浜店があるらしくオンラインショップで、冷蔵配送もあるとのこと。
また、お取り寄せご馳走スペシャルが増えてしまうね。。
スープも濃いかなと思ったけど、間違いのない美味しさ。ほんと美味しい。。
スープおかわりしてしまいました
夜ごはんの時間も早かったので、
「念のため!」というなんだかよくわからない口実の呪文を唱えながら「とりめし」をお土産テイクアウトでホテルに帰還。
とにかく美味しかったーーーー!!
至福の贅沢!
翌日からは小豆島で、ワーケーション♪
[四国: 4-5日目] 小豆島で「ワーケーション」気分を満喫&生そうめんとごま油(オリーブオイル)が絶品!だった話。
小豆島へ 連休祝日が終わり、ここから2日は、小豆島でワーケーション。 チェックアウトの前、夫はPCを開いて朝からお仕事。 筋肉痛が・・・まじでやばいレベル、、、!!! さすが785段!おそるべし。 前モモとふくらはぎがパンパン。。 そう、前日「一鶴」でテイクアウトしてきたとりめしを食べるのが楽しみだったのだ! コーヒーを入れて。 とりめし、もちろん冷めてはしまってるけどやっぱり出汁がとにかく美味しくてご飯美味しい! 秒で食べ終わって、10:15にチェックアウトして丸亀駅へ。 10:34発の電車に乗って、丸 ...